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Shall We ダンス? (初回限定版) [DVD]



Shall We ダンス? (初回限定版) [DVD]
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ジャンル:スポーツ・フィットネスBOXセット 外国映画BOXセット 日本映画BOXセット ミュージックBOXセット
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平凡な中年サラリーマンの杉山(役所広司)は、通勤電車のホームから見かけた社交ダンス教室の美女・舞(草刈民代)に魅せられ、ダンスを習うことに。やがて彼は舞目当てではなく、本気でダンスに取り組むようになり、また舞もひたむきな杉山の姿から、見失っていた自分自身を取り戻すようになるが……。
周防正行監督が、社交ダンスの世界を舞台に描くハートウォーミングな大人のラブコメディー映画。時流からずれた世界をコミカルに、しかし愛情を込めて描く周防監督のテイストは本作によって完全に確立されたとみて思しい。主演ふたりの好演はもちろんのこと、竹中直人ら脇を固める面々の魅力を個性豊かに捉えているのも、この監督ならではの長所である。(的田也寸志)



ダンスに夢中になっていく主人公の生き生きとした様子が、とてもいい

 本気で夢中になれるものを見つけ、それに打ち込んでいる時、人は生き生きとして輝いているのですね。この映画の主人公、会社勤めのサラリーマン課長、杉山がダンスに魅せられていく姿を見ていて、それがよく伝わってきました。

 主人公・杉山を演じているのが、役所広司。実直で真面目なサラリーマン(妻と娘のいるマイホーム・パパ)が、次第にダンスに夢中になっていく様子を丁寧に演じて、好感が持てます。最近、立て続けに役所広司が出ている映画を見たんだけれど(『それでもボクはやってない』『笑の大学』、そして本作品)、どれも心憎い演技をするなあと感心させられました。

 この杉山の会社の同僚・青木を演じた竹中直人も、強烈なオーラを放って印象に残りましたね。とりわけ、会社の廊下を曲がる時、無意識にダンス・ウォークしてしまうところのわざとらしい演技に大ウケ。ラテンの血を前面に押し出した、アクの強いダンスぶりも、「やるもんだなあ>竹中直人」て感じで、心の中で、拍手しながら見ていました(笑)

 ラストのわくわく、はらはらの期待感も忘れられないけれど、思わず涙が出てきて止まらなくなったのは、ある夫婦が家の庭に出て、ぎこちなくダンスをする場面。ハートフル、ワンダフルな、とびっきり素敵なワン・シーン。心を揺さぶられました。
脇役、最高!

主人公の役所さんの生真面目さがこの映画にぴったりです。
脇役の渡辺えりこと竹中直人がおかしすぎます。
この個性的な脇役あってのこの映画だと思います。
突然ダンスをはじめた、主人公。最初はきれいな先生と踊りたいという下心があったのですが
だんだんダンスそのものに一生懸命に。最初から最後まで退屈させない映画です。
観終わって、あたたかい気持ちになれます。
大人のプラトニックラブって、いいものですね。
でも、妻の立場だと・・・複雑かも。
リチャードギアも同じ映画に出ましたが、どちらもステキな映画です。


趣味には生きる希望を与える力がある

 しがない会社の経理課長がマイホームを買ったとたんに脱力感と無力感を感
じてしまう。奥さんと娘、家に満足していながらも生きているという実感がない。

 そんなときに出会ったのが社交ダンスだった。主演の役所広司の顔が次第に
いきいきとしていくのが良く分かる。毎朝の早朝出勤も苦でなくなる。早くダ
ンス教室に参加したい。うまくなりたいという目標が生まれて毎日が楽しくなる。

 趣味にはそんな強い力があると思いました。
出演者それぞれに個性があり、物語にアクセントをつなげていきながらラストを
迎えます。

 何度見ても楽しい作品です。

ストレスを発散してくれた作品だと思います

 王様と私の主題歌「SHALL WE DANCE?」をタイトルにした大ヒット映画。タイトル通り映画全体に「踊りませんか?」と軽やかで、賑やかな空気があり、まるで映画全体も踊っているような作品です。
 
 杉山(役所広司)はある日ダンスと出会う。次第にはまっていく中で、常日頃満たされていなかった気持ちが充足されているかのようになる。

 映画のヒットでダンス教室がブームになった時期がありますが、多数のサラリーマンの心の中にあるストレスを発散してくれた作品だと思います。
主人公の家庭がもう少し深く描けていれば

「シコふんじゃった」で、早くもピークに達してしまったかと思うほどの完成度を誇った周防監督が、今度は社交ダンスを題材に、またも面白い作品を作ってしまった。今回も適材適所の俳優陣が素晴らしく、竹中直人の我道を行くオーバーアクトが爆笑を誘う。周防監督の才能は枯れていなかったので安心したが、観ていて気になったのは役所広司扮する主人公の家庭の描写が中途半端だったような気がします。せっかく原日出子の奥さんが旦那の浮気を疑うことで柄本明の探偵のような面白いキャラクターも登場したのに、終盤の主人公と家族の関係の描写が弱いと思います。そのことだけが気になりましたが全体としては傑作です。



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